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zoom RSS 荒廃〜エリート志向の病巣

<<   作成日時 : 2011/05/22 16:26   >>

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「粉砕された12年」
 音楽教室で指導している生徒がグレードテストを受けた。
 結果を待ち続ける私に返ってきたのは、「嘘ついてました。」この言葉だった。当日遅刻して失格になっていたのだ。その日のうちに連絡するならともかく、一ヶ月も経ってから、ようやく本当の事を知らせる。

 母親も何も言ってこない。
 私がどれだけテストの結果を気にしてるか、声の調子でわかったはずだよ。「もう悠長なことはしてられない。」私そう言ったよね。本人とじゃ話にならないから、昼間、自宅に電話したんだよ。
 事実を知ったらその場で連絡するのが筋じゃないの?
 携帯電話もそのために持ってるんでしょ?
 受験すらしてなかったなんて。

 この時の一件が、谷藤さん親子の悪行の集大成だね。
 二人の本質の全てさ。
 クレームの電話は素早く、肝心な報告は入れない。
 大切な情報は止めてしまう。
 それで習いに来て、合格に向けて指導しろと要求する。
 自分たちには欠点なんてありませんみたいに澄ましてて、絶対に本音を言わない。本心を見せない。
 人を閉め出して指図だけする。
  
 指図と文句をつけてくるだけで、自分たち二人で勝手に決めて、それで将来合格すると思い込んでる。私のことも指導者とは見てないよね。
 自分に甘く 他人に厳しく 
 それでも通用してきたんだよね。
 
 君は平然としてたよ。あの一ヶ月の間。合否の結果が届くまでは待機状態。比較的自由にレッスン時間を過ごしていい。自分の好きな曲を弾いたり無駄話をしたり、小休止期間だね。君はバンド仲間から着信があったと部屋を出て携帯をかけて話したり、普段はしないことを伸びやかにしていた。
 「嘘ついてました。」その言葉も平然として発するんだよね。







「荒 廃」
 君は平気で嘘のつける嫌な大人になった。 

 元々君は小さい時から、ママに日常的に小さな嘘をついてきたようだね。

 教室のレッスンに行きたくないから。
 練習をさぼりたいから。 
 
 ほんの小さな嘘。
 母親はそれに対応するのにいちいち傷ついていられない。
 将来の目標に向かって先へ進むだけ。
 やがて感覚は麻痺してくる。
 自分の気持ちに鈍感になってくる。
 当然、他人の気持ちにも鈍感になる。


 人が何にこだわりを持って生きてるかなんて、
 知ったことじゃない。
  
 人を自動販売機か何かのように扱う。
 金を入れてるんだから文句言わずに自分たちの望みだけ聞いてろ。    
 そんな対応。





 私の役割りは相手の方針に沿って指導すること。
 それが私の仕事。
 同じ重みで時間を費やしてきた。 
 仕事上の大切な情報についての嘘が、その人をどれだけ傷つけるか。


 それをこの親子は分かってない。
 第三者を巻き込むことの大きさが分からない。  

 二人だけの世界で止まったまま。



 心からの謝罪はなかった。

 一度もね。
.




 〜ノンフィクション『怪物親』の紹介記事です。



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