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zoom RSS 計算できない女〜ローンで苦しい家庭

<<   作成日時 : 2012/01/28 11:06   >>

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 その頃生徒は グループと個人レッスン併用のコースに入ってた。
 当然、月謝は2倍かかる。
 発表会は個人の方は自由参加だったけど、出演してた。もちろん、参加費用も倍近くかかることになる。    
 「度胸を付けさせたい。」母親はそう言っていた。個人出演は度胸が試される。なのでグループだけでなく、両方出て、子供にたくさんの経験を積ませたい。
 そういう願いが感じ取れた。

 生徒がレッスンを嫌がって、どうしようもなかった頃。
 母親はすごく熱心だった。

 家計の中から教育費に使える分は全てつぎ込んでいる、そんな感じに見て取れた。
 何かをあきらめるという発想は無かったのかもしれない。


 あれも これも ママは欲張り


 それ以降もパターンは同じ。変わらない。

 これは私の推測だけど、たぶん夫の収入が増えていくのと比例して、支出の上限ギリギリいっぱいまで、欲しい物を手に入れていったのではないかと。

 高額な楽器、一戸建て、4WDの大型車…。たぶん次々とローンを組んでいったんだと思う。
 それだけじゃない。子供の将来の大学資金、これもたぶん積み立てだと思う。
 そして3人の月謝も通帳から引き落とされる。 

 夫の収入がいくら増えても、支出も増えれば同じ。どこまでいっても余裕が無い。
 だからいつも、いっぱいいっぱいだったんじゃないか?
 なので教材費に回って来ない。

 どんな生活をされてもそのご家庭の自由。
 ただ先生が立て替えたお金くらいは積極的に支払って欲しかった。

 発表会費も期日までに間に合わない。遅かったり足りなかったり。 

 曲も選んで練習に入って、準備は進んでる。
 承知してるはず。その気でいるんだから。
 発表会シーズンも毎年決まっててわかってるはず。
 参加費用位、取っておいて下さいよ。



 13年間、何も変わらなかった。


 私が嫌でならなかったのは、とにかく財布からのお金を出し渋る事。
 

 あの縛りのキツい状況でグレード取得を目指していた事。


 趣味だとしても、テキストの数があまりにも少ない。
 テキストをもっとたくさん使い、レパートリーを増やしたかった。

 教材費はこの家庭の優先順位の一番後だったのかもしれない。
 
                           「欲望の上限」


「高所得で貧しい家庭」 
 銀行口座からは毎月、数多くのお金が引き落とされるはず。
 手にできる現金は限られる。
 子供3人を含めて、文化的な生活を送るには一定の金額が要る。
 衣食住の衣と食は削れない。学校で必要な諸経費、雑費も削れない。もちろんご主人の日々のお小遣いも。
 だから数ヶ月に1度ほどとはいえ、この母親にとって楽譜代を支払うのはうっとうしくて仕方ないんだよ。
 

 習い続ける限り、楽譜がその都度必要になるのは、大人なら誰でも分かる事。そういう教材費の事まで考えてないんだね。
 ローンを組む時に、この母親は。
 楽器と月謝だけで済むんだと、そんな計算の仕方としか思えない。


 臨時の出費のための余裕を残してない気がする。
 

 余剰分が少ないから、ギスギスしてくる。
 それじゃご主人の収入の増えた意味がない。
 何かをあきらめるって発想もない。

 私がこの親子に持つ印象は、必要な物を買い渋るケチ。
 こっちが立て替えたお金もすぐに支払おうという姿勢を見せない。
 それにわずかな金額でも、使う時は母親の了承、承諾が要る。

 
 年収は多いお宅なのに、相反するもの、両立しないもの、あれもこれも同時に手を伸ばして手に入れようとして、首が絞まってる。
 そんな感じがする。
 




「冷血と打算」 
 君の母親は他人に対して冷淡で、支出を徹底管理して子供を育てた。

 そういう相手との付き合い方を、君は心得ている。
 調子を合わせて受け流す事を学んだ。
 自分もそうなって相手と同調して、家庭での居場所を確保してきた。
 人の気持ちは分かるけど、分からない振りをしてとぼけたり、はぐらかしたりして、自分たちが損をするのを避けてきた。
 

「戦慄の正体」 
 現金に関わる事で難癖つけてきたのは、やっぱり家計に響いたからだよね。

 現金が必要になった場面で見せたもの、それらは単に「支出をこれ以上増やしたくないのに。」という不平不満の顔。
 プライドが高いから、下手に出るって事ができなかったんだよ。
 それで威嚇する方向に行ってしまう。

 厳格な人だと思ってたけど、実はそういうことだったんだ。

 楽譜を買うタイミングやその使い方までレクチャーするから、熱心な人だと思ってきた。
 けどそれも違ってたよね。
 人を信用しないだけなんだよね。 猜疑心の強い人だよ。
 信頼関係より支配欲。

 それが教育熱心と言う大義名分に隠された本当の顔。

 
 お客様という立場を最大限に利用してきた。
 自分に不備があっても笑顔と沈黙ではぐらかしてきた。

 いい暮らしぶりの顕示が無駄を生む。
 適材適所で物を使わないから、非効率と不経済を生む。
 その付けを他人に押し付ける。

 虚勢を張るから真実が見えなくなる。
 シンプルな物事も限りなく大げさで複雑にしてしまう。


 人を信用せず、人を愛さず、人を尊重せず、自分の子供ですら。

 関わる人間には戦慄が走る。
 
 全ては母親の価値基準の元に動いてきた。

 狂った価値基準と神経回路の元で…。



ノンフィクション
『エリート志向の闇〜平気で嘘をつく子供』の紹介記事でした。


 「雨の日のお買い物〜125円のクレーム」
 「受話器の向こうの沈黙」
 「巻きついた鎖」 
 「パ シ リ」
 「冷気に包まれた夜」
 「酸欠と蒸し暑い午後」 

 「少額の見返り」

 「楽譜を買わない生徒」
 「豊かさに囲まれた貧困」 など参照して下さい。 

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