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zoom RSS 母親の浅知恵が子供を無能にする

<<   作成日時 : 2012/04/21 11:31   >>

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「計算された幼さ」 
 この人は「言えない子。」ではなく、「わざと言わない大人。」になっていた。
 大学入学を機に更に状況は悪化していったのだと思う。
 報告する必要がある大切な連絡事項も、自分の不利益になれば隠す。
 そのために嘘をつき、目先の利益や打算を優先させるようになった。

 子供の頃と違うのは、後ろめたさがなくなった事。
 バレても気まずくないし、平常心で居られる。
 既に感覚は麻痺してて、嘘をつくのが常態化していた。

 これがこの人の今後の行動パターンの縮図、型。
 母親との信頼関係を築けなかった子供の姿。

 社会との関わりの基礎。
 人との関わりで一番必要な、その基盤がない。

 加えて母親の狭い心。
 その空間の中で息を詰まらせるように大きくなって出来上がった世界観がどんなものか、想像してみてよ。
「高慢な親を欺く」 
 親子間の嘘は、社会に拡がっていく。
 それをこの親子は分かっていない。
 まるで音楽教室の先生は社会の一員じゃないみたい。
 私はこの親子に対して社会の一部だから。

 それを知っていないと相手の気持ちが分からない。
 感情を推し測れない。
 そして相手が何を怒って、何に傷ついてるのかも分からない。


 他人が見えてないからこの母親は、自分の息子が実際よりはやや幼い演出をしてる事に気付かない。

 そういう幼さを見せたほうが有利だから息子はそうしてる。

 実は肩書きやブランドにこだわる母親のほうが単純で、息子はもっと複雑な内面を抱えてるんじゃないかな。

 「子供っぽい。」とか「子供で…」みたいに母親に思わせてるだけで。

 そうでなければああまでピアノの鍵盤に入り込んでいけない。





 あの音はイヤホンからとったコピーの音色。
 生身の人間の指導を受けて培ったものじゃない。
 
 基礎を何段か置きに飛ばして、最上ランクの曲を弾いてる。

 一流大学、一流企業、ハイレベルなコースにグレード…まるで母親の目指すものと対抗するかのごとく。


 
「薄っぺらな知性」    
 「作曲は難しいけど、個人レッスンで習う演奏は楽譜通りに弾くだけだから、簡単だと思うんです。」 母親に昔、こう言われた事があった。
 息子がまだ小学生の頃、「グレード取得させます。」って一人で教室にやって来て、私にそう伝えた時の事。私は黙って聞いてるだけだった。
 その頃、生徒は練習を嫌がってた。
 そんな先の高い目標を掲げられても、目の前のハードルをひとつひとつ超えるのに手一杯の時に。
 あまりにも現実感がなくて、その時は聞き流してやり過ごした。

 楽譜通りに弾いても合格しなかった。
 10年後の結論がこれ。




 今もハッキリとはしてないんだけど、このお母さん、音楽のグレード試験を事務系の技能検定と性質が同じと思ってるんじゃないかな。
 事務関連の技術は速さと正確さが合格ラインを決める。

 でもグレードの合格ラインって制限時間内に指をどれだけ速く正確に動かせるかじゃないからね。
 一番必要なのは、演奏にどれだけ伝わってくるものが有るか…だよね。
 これって理屈じゃないし、言葉にし辛いんだけど。
 だから事務関連の技術資格と、音楽の資格は異なるもの。
 これをこのお母さん認識してなかったのかもしれない。
 

 息子は独学でピアノの超難しい曲をすらすら弾けるようになった。
 模倣至上主義。
 コピーの音。
 真似という枠組みの中だけで完成してしまった。
 これがこの人の育つ過程で培ったもの。


 退屈で気の遠くなるような指の訓練、単調な指の鍛錬を一切飛ばして、華麗な曲の演奏という美味しいとこ取り。
 なので音の強弱は均一化されている。

 生の演奏でもイヤホンから聴き取った音のように聞こえるのはそのため。 

 


 自分にとって都合のいいところだけ取ろうとする。
 自分が楽しむ事に終始してる。
 オルガンのグレードテストがつまらなく感じるのは当たり前。
 元々出来上がった芸術性の高い贅沢な曲を奏でるほうが楽しいに決まってる。

 息子はそちらへ傾倒し、オルガンのレッスンは上の空になってしまった。


ノンフィクション
『エリート志向の闇〜平気で嘘をつく子供』の紹介記事でした。


 「冷淡で無神経な親子」

 「計算された幼さ」
 「日常化した嘘」
 「高慢な親を欺く」
 「冷笑する子」
 「決断力の鈍い奴」
 「情けない奴〜真相〜」など参照

 他の紹介記事
 音楽教室の痛い親子
 平気で嘘をつく生徒

 軽 視〜お高くとまった二人
 麻 痺〜狂った神経回路

 会社名を言わない女
 送迎は燃費の悪い車で
 鈍 感〜強欲の果て
 あらすじ 

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