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zoom RSS 束の間の家族  

<<   作成日時 : 2013/02/21 13:18   >>

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 精神疾患のある人を、無理に結婚させても不幸が広がるだけ。
 何もいい事はない。
 一緒になった相手にも精神的な不健康がうつっていく。

 小学校高学年で塾へ通い始め、成績が一番になった。
 すると今度は、クラス委員に選ばれない事を非難した母。
 何も悪い事はしていない。
 なのにとんでもない悪い事をしたかのように注意される。
 期待通りにやればやるほど損をする気がした。

 人間の欲望には上限が無い。




 不和と険悪な空気。
 その中で育てた。
 私に何を望むのか。
 人を愛さないお手本だけ見せておいて何を望むのか。
 
  
  





 母が認知症になってから、生活に変化が訪れた。 

 一緒に外食をするようになった。

 散歩をするようになった。

 街へ出かけ、服やアクセサリーを買った。

 一緒に美容院へ行った。隣の席で並んで座った。

 世話をするのが大変になる反面、プレッシャーも消えた。

 単に側にいていい「家族」になった。

 真冬はエアコンをつけて暖かい空気の部屋で過ごした。
 (それまでは電気代がもったいないと冬は電気ストーブとコタツだけで我慢していた。だから部屋の空気が冷蔵庫のように冷えた中で食事をしていた。)
 そんな快適さが手に入った。 


 それはささやかな幸せといってもいい。


 もう周囲に見栄を張る事がなくなった。

 側にいる事に意義がある。
 そういう普通の家族になれた。

 実態より自分を大きく見せ、虚勢を張ってきたけど、もう体面や体裁を気にする事がなくなった。
 












 職人気質でもあった母。好き嫌いが激しかった。
 柔軟性がなく、どこか現実感が欠け、価値観が偏っていた。
 自分の自己満足で、次々と私に必要ない物を与えた。
 文化的価値はあっても、それが必要かどうかは別問題だ。
 本当に必要なものが真っ先に与えられない家庭だった。

 だから前歯が異常に生えても放置した。
 
 私に必要だったのは正常な位置にある歯で、それ以外のものは後で良かった。
 
 大きな病院で一度も検査を受けた事が無い。


 当たり前の親ならそうするはずのところを。





 今、私は自分のために病院を探し、歯の治療に通っている。

 自分の本物の歯に勝る物は無い。


 自分の中にあった漠然とした不安の正体。

 それは今でも何なのかは分かっていない。 


 簡単に話しただけでは伝わらない。

 他人に理解してもらえるまで話すには、それなりの気力がいる。

 それでもそうする必要があるのだと思う。





               END



     尼崎の異常な家庭 bP4 最終話 束の間の家族 



 尼崎の異常な家庭
 bP 折れた乳歯
 bQ 永久歯の異常
 bR 病院を探さない親
 bS 間違いだらけの治療
 bT 矯正できたかもしれない
 bU 口腔崩壊
 bV 父はギャンブル依存症
 bW 周囲と協調しない母
 bX 金切り声
 bP0 他人より遠い親
 bP1 棘のある他人
 bP2 肩身の狭いドライブ
 bP3 接点のない親子


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