発想も最低ランク

 生徒がレッスンを休む時は、教室の受付に電話してもらう事になってる。

 ママが完全管理してるから、いつ行っていつ休むかもママが決めて、もちろん連絡を入れるのもママ。坊やはノータッチだね。高校生ぐらいまでは順調だった。
 それでも1年の内に1回位は知らせが届かず、私は教室で一人ポツンと待ちぼうけという事もあった。

 坊やが大学受験を間近に控えたあたりから、連絡ミスが徐々に増えていったように思う。
 私が困るのは、どちらに責任の所在があるのかハッキリしないこと。ママは子供が伝えたと思ってるのか 明確に説明しないし、坊やも同じ。だいたい1度も自分で楽器店に電話を入れたことなんてないはず。
 不備があっても責任者が曖昧だと、どちらも謝る必要ないんだよね。
 普通は平然としていられないよ。 
 例えば友達同士で待ち合わせをすっぽかしたり、約束通りに行かなかったら慌てるよね。少しは動揺するはず。でもこの二人にはそういう様子は無い。
                                                                  
 分かってるけど謝らない。
 なぜなら謝ったら非を認めることになる。
 自分の非が分かってたらそれなりの対処が必要になる。
 習い事は暮らしの中の付加価値だから、先生への季節ごとの御礼や贈り物、発表会の時のプレゼント、そういうのはあればあった方が、いいに決まってる。
 義務教育じゃないから、文化や芸事には彩りや華を添えて盛り立てていく。
 教えてもらうだけでなく、雑務で手間を取らせたり、失礼があったり、そういう事をひっくるめてこれからもよろしくと言う気持ちの表われ。
 受け取った相手が喜ばないはず無いよ。


 だけどいちいちそんな事してたら出費が嵩んで仕方ない。
 やってられない。
 だから知らない振りをしておくのさ。
 
 「いつもご迷惑をおかけして」 これはママの口癖。
 心の底から出た言葉じゃない。口先だけの軽いもの。
 いちいち気を使ってられない。他人にはね。

 これがママの徹底した生き方。





                

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