豊かさに囲まれた貧困

 本当に裕福な家というのは、車を2台所有して用途によって使い分ける。適材適所で物を使い分けて、無駄や無理を減らせる。
 本当に裕福な家というのは、バランスが取れてて余裕が有る。
 収入が多くても、ローンで引かれて手元に入る現金が少なかったら、結局苦しい家。



 お父さんは自分が働いて稼いでるから、自信が有る。
 お母さんは家計を完全コントロールしてるから強い。

 でも子供は?
 
 お金の事を心配しても子供だから自分ではどうにもできない。
 母親の支配下に居る事が生きる術になってくる。
 母親が間違えてたって構わないんだよ。それが生きる術なんだから。
 そういう生き方を小さい時から体得してるんだね。
 母親の機嫌を伺って、逆らわないように、波風立てないように。
 
 

 外側から見ると子供に尽くす、教育熱心なお母さん。
 普通の感覚だと子供の送迎は、母親にとって負担や義務として映る。
 なので長続きさせて偉い方、と周囲の人達はそう見る。
 

 でも違う。

 音楽教育に熱心なわけじゃない。
 だから要項も読まない。目も通さない。
 テストの曲数すら知らなかった。
 音楽の事なんて専門的なことは分かってないし、理解してない。

 ブランドや肩書きが好きなだけ。
 子供がグレードを取得する。その響きが好きなだけで実体を分かってはいない。
 発表会とか華やかな事や外側に憧れるだけの人。



ノンフィクション
『エリート志向の闇~平気で嘘をつく子供』

 「要綱を読まない女」

 「高所得で貧しい家庭」 
 「豊かさに囲まれた貧困」  
 「貧困から生まれる悪意」 
 「育ちの良さと卑しさと」 

 タイトル一覧

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック