愛車パジェロの憂鬱

 違和感があったんだよね。、二人で乗るには大き過ぎるあの車。
 何かが変だと引っかかってはいた。
 TV番組で見る車。
 ゲームを勝ち抜いて、ダーツが当たればゲットできる。
 ちょっと高そうな車。それくらいしか意識は無かった。
 あれだって紹介する時、探検隊の扮装してるよね。
 やっぱりワイルドな地形とかに対応させた車種なんだよ。

 不釣合いで似合わないから駄目って事はないけど、この一家と教室の行き来に通るのは、住宅街と商店街と、あと幹線道路くらいだし…。
 私が感じてた違和感というのは、街中走るには大げさな印象だってこと。


 あの車だったらサバンナへ、ヌーの大群を見に行ける。
 探検旅行ができる。アマゾンの奥地に行ける。
 岩でごつごつした丘陵を登れる。アメリカ大陸縦断ができる。(笑)
 それは無理か…まあ伊勢志摩や淡路島とか、そんな感じかな。

 だからああいう車は休日、家族全員でお出かけに使うものだよね。
 高速道路も山道も、力の有りそうな車だから楽に行けるんじゃない?
 家族皆でレジャーを楽しんだり、または郊外へドライブに行ったり、用途はそういうのがメインだよ。
 二人だけで音楽教室の送り迎えに使うにはちょっとミスマッチだね。
 大半が街中での少人数乗車に使われて、こういう所に実体が出てるよね。



 豪快に遊ぶとか、遠出して散財するとか、あの母親は許さない。
 そんな雰囲気ではなかった。
 たまには皆でお出かけする事はあっただろうけど、頻繁には無理だったはず。
 豪放に遊べるような一家だったら、楽譜だって買い渋らない。
 


 大人の二人が的を絞れてないんだよ。
 自分たちがどんな生き方をするのか。

 RV車で休日は山へキャンプに行ったり、川へ釣りに行ったり、家族みんなで自然に親しんで、たくさんの思い出を作りたい。
 それだったら愛車パジェロは最高に生かされてハッピー。
 有効な使い方をされて幸せ。

 車の身長が高いのは、浅い川も渡れるように、だって。
 水溜りやぬかるみも平気な凄い車なんだよね。
 でもそういう場所へは行かないでしょ?
 高速道路の料金がかかり過ぎるし、ガソリン代だって要る。だからNGだってあの母親は言うに決まってる。
 「じゃあ何でこの車?」と聞かれても、たぶん答えられないんじゃないかな。
 



 家族皆でレジャーを楽しむなんて、めったにできない家庭。
 (高速道路料金が休日1000円になってからの事は知らないけど。)
 それにこの母親の大きな関心は、周囲の知人に生活ランクを誇示する事。
 遠出して見ず知らずの人に、パジェロを見せたってあんまり意味ないよね。




 「パジェロに乗る女 ①」
 「パジェロに乗る女 ②」

 「RV車を送迎に使う女」 
 「高所得で貧しい家庭」より 
  






ノンフィクション
『エリート志向の闇~平気で嘘をつく子供』の紹介記事でした。

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 中流を気取るケチな女~『エリート志向の闇』より

 「卑怯になって得をしろ」悪質保護者モンスター・ペアレント
 病んでいく心~母親の強欲と自己愛が子供を蝕む
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