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zoom RSS 高慢な親を欺く

<<   作成日時 : 2010/06/19 10:16   >>

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 親子間の嘘は、社会に拡がっていく。それをこの親子は分かっていない。
 まるで音楽教室の先生は社会の一員じゃないみたいだよ。
 私はこの親子に対して社会の一部だからね。

 それを知っていないと社会性は成り立たない。相手の気持ちが分からないし、感情を推し測れない。親子間の硬直した関係がそのまま社会に持ち出される。
 そして相手が何を怒って、何に傷ついてるのかも分からない。

 他人が見えてないからこの母親は、自分の息子が実際よりはやや幼い演出をしてる事に気付かない。そういう幼い子供っぽさを見せたほうが有利だから息子はそうしてるんだよ。母親に余計な攻撃をされないし、当たりさわりなくやり過ごせる。
 全く大人で手のかからない子は親にとって何となく寂しいものがある。
 だからそういう母親の気持ちを見透かしてるんだよ。いかに利用して家庭の中で快適な居場所を確保できるか。そして大切な大学でのサークル活動を妨げられないよう、母親の機嫌を損ねないでいられるか。
 それだけだったんだろうね。
 実は肩書きやブランドにこだわる母親のほうが単純で、息子はもっと複雑な内面を抱えてるんじゃないかな。
 「子供っぽい。」とか「子供で…」みたいに母親に思わせてるだけで。

 そうでなければああまでピアノの鍵盤に入り込んでいけないよ。
 あの音はイヤホンからとったコピーの音色。
 生身の人間の指導を受けて培ったものじゃない。
 基礎を何段か置きに飛ばして、最上ランクの曲を弾いてる。
 一流大学、一流企業、ハイレベルなコースにグレード…まるで母親の目指すものと対抗するかのごとく。 

 どこまでも親子の閉鎖された空間に居るような気がする。




 信じ合えないから孤独。

 家族の人数が多くても、信頼し合えないと孤独。

 自分の孤独にも気付かない。自分を大切にしてない。本当の意味で。



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