「サマーウォーズ」感想Ⅰ

 数学オタクの少年、健二君のひと夏の冒険、淡い恋の経験みたいなわくわくドキドキするスタート。
 夏休みの始まりなんて、それだけでも嬉しいのに、憧れの先輩と一緒にまだ行ったことの無い田舎へ出向く事になった。
 こういう出だしって、定番だよね。
 好奇心と期待で、見ている方も同じような感覚でいられる。
 少年の目線になって、誰もが素直に入っていける。

 到着した旧家の凄さといい集合した親戚達の多さに戸惑うのも同じ。
 そしてそれ以降の仮想現実で起こるパニック。
 陣内家の人達と力を合わせ立ち向かっていく事で、オタクで優しいだけの少年から一回りしっかりした大人へと成長していく健二君。
 それは陣内家の佳主馬君も同じ。
 「まだ負けてない。」こう言って彼は最後の最後まで希望を失うな、という強いメッセージを投げかけてくる。
 健二君も「あきらめたらそこで止まってしまう。」と更に強い姿勢を見せる。
 彼らの強さとどんな状況になっても投げ出すなという熱いメッセージは、誰の胸にも響く。
 そして勝利し、心から良かったと思える。
 
 ラストは温泉も噴出して超ラッキー!!
 
 めでたしめでたし、これで一件落着。
 何もかも解決して、これでスッキリ?

 でもちょっと待って。
 こんなに勇気を与えてくれるストーリーなのに、なぜか作り手の育った時代や刷り込まれた価値観のようなものを見て釈然としないものを感じる私。
 変な時代錯誤作品を見せられた様な、気持ちの悪さ。
 表面には見えてこないけど、どこか変…


 それについては感想 Ⅱにつづきます。
   
 

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