「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」感想

 面白かったです!

 見せ場が凄いと思いました。海外ロケもそうだし豪華絢爛、アニメやCGも駆使して、これでもかという感じでしたね。

 のだめ(上野樹里)は千秋(玉木宏)から定期公演で、ラヴェルの「ボレロ」のチェレスタの演奏を頼まれます。

 その時舞い上がって夢のようなシーンへと突入。

 映像の華やかさにびっくり!…ですね。

 けど喜んだのも束の間、それはコンセルヴァトワールに転入してきた孫Rui(山田優)が引き受けることに…。

 がっかりなのだめ。

 この分かりやすさと、小道具ひとつひとつのポップでとぼけた味がなんとも言えないですね。


 どこへ場所を移しても、のだめはのだめ。

 千秋先輩へのあこがれと、競演への情熱は変わりません。

 その千秋が常任指揮者となった「ルー・マルレ・オーケストラ」ですが、資金不足のため団員達はアルバイトや他の仕事に就いていて、なかなか練習やリハーサルの時間を取れません。

 駄目なチームが努力を積み重ね、大きな成果を挙げる。
 目標へ到達する。
 劣っていたもののサクセスストーリー。

 これって物語の定番ですよね。


 団員達の生活も、庶民的で日常も現実的で、練習とリハーサルで忙殺される彼らの姿が淡々と描かれていきます。

 ベビーシッターが急に都合悪くなったから、子供を迎えに行って欲しいと団員に頼まれる黒木(福士誠治)。

 その子カトリーヌをのだめ、ターニャ(ベッキー)らが部屋で預かって面倒をみる。

 千秋のうわさをしている。

 そこへ帰ってくる千秋。

 団員の評判など気にしないよう千秋を励ます黒木。

 物事はそう簡単には行かない。

 しんみりさせられる場面でした。



 それから、あり得ない漫画チックなドタバタシーンと、演奏シーンを交互に写しても違和感無い所が…。(笑)



 そしてあり得ないアホさ加減のヒロインの純粋な乙女心。


 このミスマッチの絶妙さがなんとも言えないですね。






 上野樹里はのだめの役が最高のはまり役!?
 (上野樹里は「ラストフレンズ」でも素晴らしかった。NHK大河では?)





 前編、終わりの方で力無く街を歩くのだめ。

 そのシーンでマーラー の交響曲第5番、第4楽章が流れます。
 私はこの曲と言えばヴィスコンティの「ベニスに死す」なんですが、どんなドラマや映画のどんなシーンに使われても、深い感情を引き出されるような…ひと時酔いしれますよね。
 








キャスト
 上野樹里 玉木宏
 瑛太 水川あさみ 小出恵介 ウエンツ瑛士 ベッキー 
 山口紗弥加 山田優
 谷原章介 なだぎ武 福士誠治 
 吉瀬美智子 伊武雅刀 竹中直人


 (2009年12月19日公開)

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