「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」感想

 のだめ(上野樹里)と千秋(玉木宏)は、距離を置いて暮らす事に。

 『ラヴェル ピアノ協奏曲』に魅せられたのだめ。
 またこのシーンもアニメとCGを使い、夢の世界が表現されます。

 この曲を千秋と共演したいと話しますが、すでに千秋には決まった共演者がいました。
 言い出せずに戸惑う千秋。

 そのオーケストラの演奏シーンなんだけど、孫Rui(山田優)の姿がのだめに見えます。
 あれRuiに失礼だよね。
 共演してる相手を別の人に見立てるのは…。
 孫Ruiと千秋は、純粋に共演者として関わってるわけだけど、これは表現者としてもあり得ない失礼な状況だよね。(笑)

 あれは千秋の単なる幻想だからのだめも孫Ruiも知る由もない。

 知らない方がいいですね。

 
 
 シュトレーゼマンの指揮で『ショパン ピアノ協奏曲』を演奏するのだめ。

 後編のクライマックスと言えるオーケストラの演奏。

 プラハへ駆けつけた千秋は彼女の演奏を聴いて、こうやって彼女がここにあることを運命的なものだと悟る。

 自分に関わってきたのだめ。
 自分のために彼女が在るのではなく、
 彼女をここへ引き寄せるために自分が存在していたのだと…。

 う~ん。哲学的で凄いですよね。


 それは感動的なんだけど…。
 演奏の途中に千秋の解説(ショパンや曲について)が入るんだけどそれは余計な気が…。

 解説するなら曲が流れてる時以外でして下さい~。

 いかにもクラシックを知らないだろう、あなた達。
 みたいで…いや、親切なんでしょうけど。
 それに知らなくても関係ないのでは?
 聴いて感じるものだから。


 だからラストでのモーツアルトの連弾の最中にも、千秋の感想めいたものが入るけど、これも本当は一番必要ないものなんじゃない?(笑)
 (のだめの演奏について以前とどう違うかは分からないよ)
 聴いた側が感じるものだし。
 鑑賞する側の感性の自由だよね。

 千秋に断定されると…説明口調だから余計、要らない感じが。
 芸術作品を扱う映画やドラマの難しさだと思いました。

 この連弾の時の最初と、弾き進むうちにのだめの表情がどんどん変わっていく所が、上野樹里は上手いなァと思いました。

 各シーンでいい表情してましたね。

 

 天才芸術家としての葛藤と、恋する女性として揺れ動くのだめ。

 こういう深すぎる苦悩は芸術と恋がリンクする立場の人でないと、分からないんじゃないでしょうか?

 恋は恋で独立したものだと思うのは、私だけでしょうか? 



 ハッピーエンドは定番。

 二人だけの高尚な世界を覗き見した、そんな印象も受けました。
 ともかく見応え、聴き応え充分の作品でした。
 
 
 
 

 協奏曲の大作が演奏シーンで流れましたが、特にクラシックファンでないので、どちらもあまり馴染みの曲ではありませんでした。
 ドラマの各シーンのバックで流れる曲は分かり易かったですね。
 分かりやすく感情に訴えること。これが大切ですから。
 感情を盛り上げてくれました。
 効果を上げるのにふさわしい曲でしたね。







キャスト
 のだめ(上野樹里)、千秋(玉木宏)
 エリーゼ(吉瀬美智子)、孫Rui(山田優)
 清良(水川あさみ)、峰(瑛太)、真澄(小出恵介)
 フランク(ウエンツ瑛士)、ターニャ(ベッキー)、黒木(福士誠治)
 シュトレーゼマン(竹中直人)




 最終楽章 前編

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