「全開ガール」第3話感想

 鮎川若葉(新垣結衣)の拳骨が山田草太(錦戸亮)の顔に当たる。鼻を怪我して絆創膏を貼り、保育園にやってきた草太。
 それを見た林佐間男(荒川良々)達は、若葉を訴えろと騒ぎ出す。
 若葉は、刑法上過失による暴行は処罰規定がない、と相変わらず法律用語を持ち出し嫌味な女で通す。
 素直にお礼を言う事ができなかった若葉。
 結局以前の意地を張った自分に戻ってしまった。

 若葉は、桜川昇子(薬師丸ひろ子)に書類を届けることになった。昇子は外国人CEOと大きな交渉をしていた。

 そこで役員会への出席を言い渡され舞い上がりそうになるが、保育園の役員会だった。

 議題は「泥んこ遊び」の是非を問うものだった。
 花村うらら(皆藤愛子)が議長となって話し合いを進める。
 なぜか若葉と草太の意見が同じで、泥んこ遊びに賛成したのは二人だけだった。

 新堂響一(平山浩行)は、若葉にトラブル処理を依頼した。
 若葉はスピーディーに処理し、新堂はお礼に食事でもと誘う。以前ご馳走になったと彼女が言うと、新堂は自宅に招待する。
 
 泥んこ遊びに賛同してもらえるよう草太らは署名を集める事にする。
 汐田そよ子(蓮佛美沙子)が積極的に協力する。

 新堂の豪邸に招かれた若葉はワインの香りに誘われて、ついつい酔っ払ってしまう。
 車で送る新堂。

 住んでいるアパートを知られたくなくて、近くの路上で停車。
 そこを草太が通りかかる。

 署名活動のおかげで泥んこ遊びは再開され、子供達は喜ぶ。

 お礼の電話をする草太。
 「形のないお礼はお礼じゃない。」と言う若葉。

 草太は肉じゃがなどの料理を作ってタッパーに詰め彼女の所へ持って行く。
 しかし若葉は新堂からの呼び出しで外に…。







 第3話、若葉と草太に新堂やそよ子が絡んできましたね。


 言われてみれば「やまとなでしこ」とパターンは似てますよね。

 ヒロインはキャビンアテンダントでしたよね。
 そこへ病院長の子息と魚屋の庶民的生活をしている青年とで物語が展開していく。
 そよ子の役は後輩のやっぱりキャビンアテンダント。

 設定が大きく違うのは子供がいる事。
 ヒロインの恋のお相手にも、そして自分の仕事がらみにでも。
 子供の存在が大きなウエイトを占めています。

 今まで月9に子供は不必要と言わんばかりにほとんどスポットライトなど当たらなかったと思います。
 いつ頃からか子供のいる主人公や主要登場人物が恋をするようになりました。
 
 子供の世話は大変。時間も束縛されます。
 だから「恋愛」ではなく、生活と交流を描くようになったんですよね。
 月9は恋愛物ではなくなりました。
 
 前クールの「幸せになろうよ」も恋愛物ではありませんでした。
 ラブコメディと銘打ってはいたけど、中身は主人公達の仕事と暮らしを中心に描かれたコメディでした。
 「暮らし」を丁寧に描いてあったんですよね。
 家の中のセットはとてもリアルでした。

 全開ガールもある意味そうですよね。
 若葉のアパート。
 草太の部屋。
 貧しそうであっても生活の匂いがします。
 ショールームのような部屋に住むヒロインは登場しなくなりました。

 若葉の子供時代(子役の子、いいね!)も逆境にあっても生命力に溢れ、生き生きと輝いています。
 
 魅力的ですよね。



 以前は子供の姿を排除してドラマを成り立たせてきました。
 「やまとなでしこ」にどこにも子供の姿は見当たりませんでした。いて当たり前なものを排除してドラマを構成していました。
 いるとヒロイン達の行動を制限し、内容がロマンチックでなくなるからです。




 地に足の着かない恋や暮らしの感じられない交際。
 そこから少しづつシフトして変化してきたドラマ。 

 どこへ着地するのかは分かっています。(笑)

 後はそうなるまでのプロセスを楽しめばいいのでしょう。



 
 メガネと束ねた髪と赤いジャージでも美しいヒロイン。
 内容に変化があっても、ビジュアルは特上級。
 月9のブランドはこういう所にあるんだと思います。





 第1話  第2話


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