「全開ガール」第6話感想

 第6話の保育園の行事は生活発表会のお遊戯会でした。

 鮎川若葉(新垣結衣)は、山田草太(錦戸亮)と汐田そよ子(蓮佛美沙子)がキスしているのを目撃。
 保育園を走り出て自宅へ戻る。
 涙が零れ落ちてはじめて自分が草太を好きなんだと知る。

 法律事務所に出向くと中が騒がしい。新堂響一(平山浩行)が顧客と会食していたらしい。もうすぐ独立するのではと噂している。
 若葉はそよ子に草太のことをどう思っているのか聞かれる。
 そして自分から草太にキスしたと教えられる。
 若葉はライバル出現に自分の気持ちを閉じ込める。

 若葉は新堂の所へ行き、その時は公私共にパートナーにして下さいと頼む。
 「それは逆プロポーズ?」と新堂は尋ねる。

 若葉は草太に「お似合いですね。」と心にも無いことを言ってしまう。

 桜川日向(谷 花音)はオーロラ姫の役を他の子に譲った。

 若葉は桜川昇子(薬師丸ひろ子)に日向との食事会に付き合ってくれと頼まれる。

 「今年も行けないかも知れないの。」と桜川。
 主役の姫はと聞かれ自分だと嘘をつく日向。
 食事の途中で携帯が鳴る。
 「大阪へ行かないと、お盆の間どう過ごしたい?」と聞く。
 「何で嘘ついたの?」「どうせ来ないから。」「そう言っておいた方が喜ぶから。」
 そして日向は若葉のアパートへやって来る。
 「エアコンは?」「節電です。」
 テレビはブラウン管だがチューナーを買ったのを見せる。

 狭いベッドで寝る二人。
 川の字で寝る意味を教える若葉。

 「日向、どう?そっちは?」と電話する桜川。
 「ごはんにしましょうか。」と若葉が尋ねると
 「ル佐藤に行きます。」とさっさと歩き出す日向。

 「何でいるんですか?」留守だと思っていたら草太もビー太郎もいた。
 お遊戯の練習しようとビー太郎と日向は別の部屋へ行ってしまう。
 
 子供の頃から破けた服の修繕はしてきたので得意。
 
 ご飯にしょうゆだけの家だった。
 「もっと若葉さんの事知りたい。」と草太。
 眠っていた間、草太が告白したのを夢の中で聞いていた若葉。
 
 仕事のミスを取り戻すと桜川は張り切る。
 また携帯で話す桜川と日向。
 「頼んだわよ。」と若葉に託す。
 「今日はビー太郎君の家に泊まります。」と言い出す日向。


 一人で泊めるわけにはいかないので、若葉も一緒に休む。
 「わたしには人形も自分の部屋も無かった。」
 父親とちゃぶ台としょうゆ飯だけの思い出。

 朝になって目覚めると草太の部屋で、「回覧板届けてくるので。」と出て行く草太。
 「わたしの側にずっと居てくれたのは誰?」と聞くと「知っているけど教えません。」と日向。

 メールが届いてやっぱりお遊戯会は行けないと昇子。

 泣き出す日向。
 「将来独立を考えてるのは確かですが。」新堂響一はもっと周囲を信頼するよう桜川に言う。
 日向ちゃんのお遊戯見に来て上げて欲しいんです。」と草太。
 
 生活発表会は2時から。

 メインの「眠れる森の美女」が始まる。
 桜川がやって来る。
 新堂が代わりに会議に出席している。
 日向に知らせるが、「駄目!お姫様って嘘ついちゃった。」と駈け出す日向。
 魔女の衣装直しておいたのを見せる若葉。

 大成功のお芝居。
 
 若葉に保育園でずっと側にいたのは草太だと教える日向。
 「好きです。」と言ったのは草太。
 逃げずに思いを伝えようと決心する若葉。
 
 草太の元へ走り出す若葉。
 人生初の告白だから。
 暖簾の影から覗くと「リリカ」が。
 「ビー太郎と3人でやり直したいの。」と言っている。
 
 若葉の携帯が鳴って中に気づかれる。

 新堂が「改めてボクがプロポーズしたら?」と聞かれ「はい。新堂先生と結婚します。」と答えてしまう。

 







 …そんな第6話。 
 今回は若葉が自分の気持ちに気づいて、草太に伝えようとし、結局リリカの出現で足踏み状態。
 また一歩遠のく形になったけど、大人同士はいつでもどうとでも修復できるし、あまり重大な事ではないと思います。

 子供がいる草太と子供を預かっている若葉。
 この二人に恋愛のための時間は限られています。
 子供を中心に生活し、子供の事を第一に考えて、優先順位は子供が一番。それが何よりだと思います。子供の気持ち。子供の将来。大切なのはそういうことだし。

 だから桜川昇子がお遊戯会を見に来たことは本当に良かったと思います。
 いつも任せっぱなしにして、放ったらかしの状態。
 携帯で一応話すだけ。声を聞きくだけで仕事を選んでいた。

 子供にとって一番大事な時期はまだまだず~っと続く。





 子供を大切にするのか?
 大人同士に恋愛をさせたいのか?
 恋愛に発展させないままの保育園の行事ドラマなのか?
 親が多忙すぎる子供の悲哀なのか?
 恵まれているとはどういう事なのか?

 子供を持った同世代の人たちがこれを楽しんで見るのか?
 むしろ自分のために時間を少し取りたい親達はこの話しは現実の延長線上にあって、楽しんで見るようなドラマにはならない気もする。
 むしろ他のバラエティーやスポーツ番組やそういうエンタテイメントを選ぶんじゃないか?



 話しを持たせるために(引き伸ばし)ビー太郎の本当の母親リリカを登場させたけど、ほとんど重要な役割などせずに退場していくだろうことは見え見え。
 大切な役どころならもっと大物キャスティングにするだろうし。
 
 ビー太郎が母親の出現でどう反応するのか…。



 自分勝手な母親を登場させては、子供を振り回してある種虐待物ドラマとも思えます。

 実は子供の側にとっては大変深刻な状況に置かれたお話なんですよね。

 面白おかしく虐待を描いている。
 この子達は小さ過ぎます。
 せめて小学校3,4年くらいならともかく、あまりにも小さ過ぎます。

 特に日向の置かれている環境は病的で、とてもコメディ仕様とは思えません。
 
 大人の恋愛に絡ませるような知恵とかはまだないし、母親の側にいたいと単純に思うだけの年齢だと思います。可愛い子役を出したらそれで楽勝、OKだったとは思うのですが、本当の子供を描いてるわけでもなく、恋愛ストーリーも描く気は無く、もうほとんど壊滅状態でしょう。




 子供を描けていないということは、大人も描けていないのです。
 寒い心理描写とリアリティのない存在。

 賑やかしのイクメントリオは喜劇仕様なので、1話完結の舞台劇には向いていますが先へ進まない物語の中で同じ事を繰り返す役割を背負わされています。

 キャスティングが大変魅力的なだけでストーリーは壊れていますね。


 壊れたおもちゃのように同じフレーズを繰り返しています。





 ドラマは子供への愛情があるとは思えない。
 追求しているのは外見の可愛さだけ。
 保育園行事も華やかでお金がかかりすぎて手もかかり過ぎて、あれでは働く親は何のために子供を預けているのか分かりません。

 仕事で多忙でも桜川のように高収入の親は金で人を雇って、子供の世話を任せればいいのですが、子供のために人ひとり雇うお金があるのなら、別に働く必要もないですし。

 一般人の保育園の感覚からも外れていますよね。



 誰が楽しんで、どんな立場の人が楽しんでこのドラマを見るのか分かり辛いですね。






 第6話を見てつくづくそう思いました。





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