「IS(アイエス)~男でも女でもない性~」第7、8話感想

 第7話で美和ちゃんの母親直子は「お買い物行きましょう。」と言ってタクシーで病院に乗りつけ、診察を受けるよう言います。「美和ちゃんに謝りたいの。仲直りしたいの。」と言う母親の言葉を信じ付いて来た美和子は裏切られた思いで走り去ります。
 そして礼音を呼び出し、二人でホテルで過ごします。
 一方春は妹が交際している相手に自分の事を隠していると知ります。お兄ちゃんがスカートを履いてるなんて恥ずかしくて言えない。
 伊吹先輩いに対しても本当のことを知られるのが怖い自分がいます。
 立ち止まって迷っていた春。
 けれど学校の皆に本当のことを告げる決心をします。


 そして第8話。
 放送室でひとり自分の性分化疾患という病気の事を話します。

 「なるようになれって感じ。」と自宅では明るい春。

 憲次の父、伊吹宗一は「馬鹿な事を。自分からバラしたのか。」
 「もう会わないんだろう?あの子とは。」
 「あん時とおんなじ。」と憲次は父に詰め寄ります。

 障害を持った娘、葵のことで言い争いになる両親。憲次が車椅子を手から離し、坂道を下って行って事故に遭うところだった姉。
 「あなたは葵が邪魔なのよ。」そう言う妻に手を上げてしまう宗一。
 「あん時殴らなきゃいけなかったのは俺だろ?」と憲次。
 「普通じゃないのはオレなのに。」

 学校では春といつも仲の良かった女子達は離れていく。
 教員の水沢加奈子は「勇気と感動をありがとう。」と大げさ。
 (何とかしてくれ。この女。)
 学校に呼び出される両親。
 皆に好奇の目で見られる春。
 ひとり宇佐美だけは「後悔してんのか?」
 「伊吹先輩とは?」「会ってもいないし話しもしてない。」「おまえの事友達だって言ってた。」
 「良かった。あの人に迷惑かかんなくて。」
 「なんだよそれ。」と泣いている宇佐美。

 母、陽子は団地の主婦達に春の作ったチラシを渡す。

 「学校の皆に打ち明けたの。大丈夫かなぁ。」と美和子。
 「春の様子が知りたくてボクに?」と礼音。
 「あいつついにやったか。」「心配じゃないの?」
 「大丈夫ですよあいつなら。」
 「長い付き合いですから。男とか女とか関係ないし、そいつがいい奴かどうか。」 


 「カミングアウトしてから皆引いてる。」と礼音に相談する。
 ダンボールで質問箱を作る春。
 担任の錦先生が側で設置する場所を春に助言している。

 数日たっても誰も何もそこに質問を入れてくれなかった。
 ひとり体育館でお弁当を食べる春。
 想像もしてなかった。
 皆は何も見ない。なにも語らない。何も触れない事を選んでいた。
 でも1通メッセージが…。





 やっぱり春がいつも前向きに積極的に動かなければこのドラマは沈んで暗くなってしまいますね。
 春の両親はどんなことにも偏見や差別意識を持たない人。
 親友の礼音もいい人。
 担任の先生も、抵抗を感じつつも春と母親、陽子の毅然とした態度に心を動かされます。


 ただ周囲がこんな人ばかりとは限りません。

 伊吹君はどうするのでしょう。
 現実を、春を受け止めることはできるのでしょうか?

 礼音は「親友」だからいいのかもしれません。
 でも恋人となると。
 すごくデリケートな問題ですよね。
 相手が恋愛経験もある大人なら自分の気持ちをよく知り、相手のことも理解でき上手くやっていけるでしょうけど。
 伊吹君は恋愛初心者だと思うし…。
 今は完全に距離を置いてますよね。

 美和ちゃんはどうするのでしょう?
 礼音は美和ちゃんの事を知ったら…。
 隠すことは嘘にはならない。「生きる術だから。」
 「しずくの会」の乾さんの言葉は苦い経験から得た重みがります。
 賢い選択なのかもしれません。
 どれが自分にとって一番いい生き方なのか。
 それを選ぶのもまた自分ですよね。





 キャスト
 福田沙紀【役名】星野春
 剛力彩芽【役名】相原美和子

 高橋ジョージ【役名】星野太郎
 南果歩【役名】星野陽子
 西村雅彦【役名】相原賢一
 西田尚美【役名】相原直子

 入江甚儀【役名】斉藤礼音
 井上正大【役名】伊吹憲次
 大杉漣【役名】伊吹宗一



 第1~5話
 第6話


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