「Woman」第8話 感想

 ケーキを買って帰る途中、紗千は健太郎と出会う。
 二人で飲みに行こうと誘う健太郎。
 踏み切りに栞が立っていた。
 小春を怒らせてしまったと言う。健太郎は謝ればいいと答える。
 謝ったと言う栞。紗千は何があったのかを悟る。

 居間で「ご存知だったんですか?」と小春は尋ねる。
 ケーキを勧めて自分も食べ始める紗千。
 梨を持たせた自分が悪いのだと、何とか栞をかばおうとする。
 二人の話は噛み合わない。

 お祭りを楽しみにしている望海と陸。


 小春は由季に病気の事を打ち明ける。

 そしてもし入院するような事態になった時は、子供たちを預かってもらえるよう頼む。


 
 紗千はホテルの仕事帰りに下駄屋を通りかかる。
 買い物をし、紙袋を提げて歩く紗千に栞の友達が声をかける。
 いい子だったからと聞き、泣く紗千。
 紙袋を通りのゴミの籠に捨てて歩き出す。

 子供たちの下駄は健太郎が用意していた。
 お神輿をかつぐ望海と陸。
 林檎飴を紗千と作って望海と陸は大喜び。

 お祭りの晩、栞は出て行く。
 健太郎が見送っていた。

 居間で座り込んでいる紗千。
 小春は勤めているクリーニング工場をしばらく休むと伝える。

 放心状態の紗千に小春が「病気してまして。」と話し続ける。

 紗千はろくに聞かず、風呂場に行き洗い始める。
 

 洗濯物の中に澤村医師の名詞を見つける紗千。
 再生不良性貧血を辞典で調べている。
 病院を訪れる。
 予約がないと会えないと応対する藍子だが澤村が気づく。

 病院を出た紗千は走り出す。

 そして小春の職場へ…。


 そんな第8話でした…。

 今回はお話がかなり進展しました!
 それに見所が多かったです!
 更に緻密な構成で、見落とせないシーンの連続でした。
 中身が凝縮されたような回でした。


 居間で小春と紗千が対話するシーンが二つありました。

 最初は小春が信の件で怒り、問いただすシーンです。
 紗千は栞の罪を知られてしまい、おどおどしています。

 何とか栞をかばおうと小春の機嫌を伺いケーキを差し出します。



 もうひとつはお祭りの夜、栞が黙って出て行った後のシーン。


 小春は仕事を休む事になると話し始めます。
 最初のシーンと違い、小春が紗千の機嫌を伺うような雰囲気です。
 何も耳に入っていない様子の紗千。
 「話していいですか。」と聞いて小春は続けます。

 信の事故死に栞が関わってた衝撃で、一度は植杉家を出て行こうと思いましたが。
 子供の幸せのために踏みとどまる事にし。
 子供のために生きると決意しました。
 治療が必要なら、ためらってなどいられません。
 物事を手順良く進めなくてはなりません。
 だから冷静な口調になります。
 姿勢を正し、他人行儀に病気の事を切り出します。
 そして医師から渡された骨髄移植についての説明書を出します。

 でも紗千はそれどころではありません。


 最初の対話のシーンと状況が全く違います。

 話が噛み合わないのは同じなんですが。


 栞という一人の身内を挟んで、世界が一変する様。
  


 この二つのシーンの対比。

 凄いです。

 その空気感の表現の仕方が見事で…。


 いや~凄い!! 
 満島ひかりと田中裕子の二人の演技も秀逸だし。
 脚本、演出、全てが…。

 今までの回の中で一番圧倒されるシーンでした。



 実の母親に重病だと切り出すシーンなんて、他のドラマだと、だいたい想像がつきます。
 娘の手をとって励ますとか、在り来たりなシチュエーション。
 だけど見事に裏切ってくれました。
 もう一日前に話せば、また違う場面が展開されたと思うのですが。
 栞が出て行った直後ですから。

 このタイミングに。
 何もわざわざこのタイミングって感じですよね。

 捩れてどうにもなりません。

 演出の仕方、もうホントにひねくれてますよね。^^;    







 中だるみのような前回と緊張感がまるで違いました。
 なんか前回、思い出、過去シーンが余分に長過ぎた気がします。
 
 
 栞に去られた紗千は動揺し、小春の体の事など聞く余裕もなく。
 でもその後は落ち着き、母としての対応でした。
 分け隔てなく娘の事を思う母親の姿でした。
 小春、良かった~と思いました。





 それにしてもラストシーンの栞…。
 あの喋り方と笑い。
 やっぱり毒があって怖いです。(--;

キャスト 
 砂川藍子(谷村美月)
 砂川良祐(三浦貴大)
 澤村友吾(高橋一生) 
 蒲田由季(臼田あさ美)

あらすじ 公式サイトより
栞(二階堂ふみ)が信(小栗旬)にしたことを知り、
激しく動揺する小春(満島ひかり)。彼女は植杉家を出ていく決意をする。
紗千(田中裕子)は、二人の娘の間で苦悩する。
母たちの葛藤を知らない望海(鈴木梨央)と陸(髙橋來)は、
まもなく行われる町の夏祭りを楽しみにしていた。
お祭りに行けると喜ぶ子供たちのために、
小春は夏祭りが終わるまで植杉家にいることに。
一方、栞は健太郎(小林薫)に、家を出ていきたいと打ち明ける…。

 第1~2話
 第3話  第4話  第5話  第6話  第7話


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