「なるようになるさ。」第4話 感想

 恵理の子供、誠君を一緒に暮らせるようにと考える大悟と綾。

 朝食の時、大悟は恵理にその話を切り出します。
 「居候」と呼ばれていた誠はママが困るからとあまり喜びません。
 恵理は申し出を受けます。
 兄の家に荷物を置いたままにし、誠を返さない事に決めました。

 大悟は誠を連れて遊びに出かけます。

 自分の子供と出かけた事なんてないのに大丈夫かと心配する綾。


 お店は繁盛しています。
 邦が訪れます。
 「主婦の素人料理が売り物なの。」と綾。
 邦は昇に就職の話を持ちかけます。
 銀行を辞めた昇は「証券会社だって同じです。」と断ります。

 陽子にもいろいろ事情を聞こうとする邦。

 「息子たちが出て行ってその代わりなんだ。
 裏切られるから覚悟しておきなさいよ。」と邦。

 利益が上がらないと指摘する邦。
 お給料分があればいいのと綾。
 何のために苦労してるか分からないと邦。
 大悟のために「日曜日くらい休みにしなさいよ。」
 「夫婦で顔つき合わせてたって退屈。」と綾。


 たくさん買い物をして帰ってくる大悟と誠。
 「自分の子供たちのは買ってやった事がないのに。」と綾。

 夜、警官が入って来ました。
 「さわきみどりさん。」と陽子を呼びます。

 「さわきみどりさんですね。」
 警官は母親がインターネットで顔写真を公開し、見つかったら警察に連絡するように載せていた。
 「保護観察中なんです。」

 
 そんな第4話でした。 
 誠君も加わってどんどん家族が増えていきますね。


 大悟と綾が寝室で話すシーンがありました。

 子供たちは大きくなって家を離れて行ってしまった。
 結婚してお嫁さんの実家にばかり出入りしている。
 孫がいてもなかなか会いに来ない。

 息子たちは中学生になると母親とは会話しなくなって、家にいても誰とも言葉を交わさないようになった。
 家事や子育てに集中している間に友達とは疎遠になった。
 今は恵理さんたちがいて料理を作って喜んでもらえて幸せ。

 確かこんな内容の話をしてましたね。

 聞いてて寂しいなぁ、と思いました。

 
 ある意味
 「Woman」より泣けます。(--; 

 「Woman」のヒロイン、小春は若くして夫を事故で亡くし。
 小さな子供二人を抱えて経済的にギリギリいっぱいの生活。
 せっかくもらったエアコンもアパートの壁が薄くて取り付けられません。
 実の母親とは20年ぶりに会ってもギクシャクした状態。
 そして重い病気にかかっていると判明。

 でも「なるようになるさ。」の綾は違います。
 綾の夫は健在です。しかも優しい。
 裕福です。
 健康です。
 子供たちは社会人になって結婚し独立。
 どこにも悲しいと思える境遇はありません。

 泣けるのを意識して作ってないドラマです。

 なのに綾の心情が…。(・・。)ゞ



 外側から見た景色と綾から見た風景。
 そこにはかなり違いがあるようです。 





 息子やお嫁さんたちに文句を言っても仕方がない。
 愚痴を言って家で腐っているより、新しい事を始める方がいい。

 綾の生き方は前向きで明るくていいです。

 でもその動機や背景が、とっても寂しい。

 


 私が思うに。
 この息子たちは父親が忙しすぎてほとんど関わらずに成長してしまったんですよね。

 子供が小さい時、夫はがむしゃらに働いてきた。
 妻も子育てに忙しい最中は、夫との世界を築けなかった。

 「夫」が存在しない家庭。
 「父親」が存在しない家庭。
 「父親」不在の世界の中で育ちました。
 「夫と妻」の関わりを知らないで育ちました。

 子供はお母さんの綾とだけ関わって暮らしてきたんです。

 だから息子たちは「母親」に合わせる生き方しかできない。
 育てられた通りのお手本、見本の通りにしか生きられない。

 それで妻であり母となった自分の奥さんに付き従う。
 妻との一方向だけの関係で満足してしまう。

 大悟と綾が二人、「夫妻」という括りで息子たちと関わって来なかった。

 息子たちには「母親」との生活しかないので、結婚後も「妻=母」との関係性だけで落ち着いてしまう。
 その方が安心できるからです。
 自分の育った環境と近い方が安心して暮らせるからです。

 


 中流家庭だから生じた現象なのかもしれません。

 そういう形態に慣らされて育った息子たち。

 両親の努力の甲斐あって裕福になったのも事実ですが。
 裕福な暮らしと引き換えに、偏った家族関係を刷り込まれました。

 その結果なのかなと思います。




キャスト
 邦(泉ピン子)
 昇(安田章大)
 陽子(志田未来)

あらすじ Yahoo!テレビより
大悟(舘ひろし)が、店内の様子をうかがっていた男の子を伴い帰宅。それは、恵理(紺野まひる)の息子・誠(大西利空)だった。そして、恵理の親友の由美子(黒坂真美)が、母親の元気な姿を一目見せようと、連れてきたことが分かる。誠に泊まるよう促した大悟と綾(浅野温子)に、家出に至った経緯を打ち明ける恵理。誠が恵理の兄家族の元に預けられていると知った大悟たちは、翌朝、恵理に誠を引き取って一緒に暮らすよう提案する。


 第1話  第2話  第3話

 
 間違えた人格形成~病んだ家庭




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この記事へのコメント

ピオーネパフェ
2013年08月04日 11:31
初めまして。前回のみ、少し、観ました。ブログを拝読し、なるほど、でした。陽子が心配です。綾は、恵まれていると感じましたが。恵まれている中の悶々も贅沢で、楽しいナと。よその子とお出掛け、旦那様、楽しげでしたネ。
2013年08月04日 20:25
ピオーネパフェさんへ。
そうですね、大悟は楽しそうでしたね。それと誠君、お母さんと一緒に暮らせるようになって良かったなぁとおもいました。
陽子は家に帰りたくなさそう。
このまま綾たちと暮らせたらいいんだけど…。

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  • なるようになるさ。 第4話:

    Excerpt: 保護観察!?(; ̄ー ̄)...ン? 陽子の本名は、どうやら“沢木みどり”という名前らしいですねぇ。 だけど、大悟と出会った頃は、それこそ生意気な雰囲気を漂わせてたけど、 今ではすっかり明るくて、めっ.. Weblog: あるがまま・・・ racked: 2013-08-07 15:10