差別意識と村社会

 そんな感じで奥さんを中心に、村社会に近い輪が先生同士の間で出来上がりつつあった。
 ビジネスライクから外れて、どんどん古い因習化していく。

 自分よりグレードが下の先生を見下したり蔑んだりしていた。
 差別意識は当然あったと思う。
 言葉の端々にも出ていた。
 先に頼んでおいた仕事、急に他の先生に回して平気な一件は、そういう考えが行動に現れたって事だと思う。
 肩書き重視だから、グレードが上の人だったら先約を蹴って入れる。
 先とか後とか関係なくね。

 自分の方が偉いと思ってるから、相手を軽く扱う。
 グレードが低い人は軽い存在。
 でも音大出の人はその肩書きで重い存在。

 人の気持ちが分からない訳ではなく、見えてないのだと思う。
 肩書き重視だと、自分よりグレードの低い人はそれだけ劣ったものとして見えるのだ。
 劣っている人にはプライドが無いと思い込んでいる。
 尊重する必要ないと思っている。
 相手の人格が見えなくなってしまうのだ。

 生徒は大切にしないし、雇う先生を差別。

 偏った価値観と差別と、縛り合う村社会だ。


  №1 悪 臭
  №2 月謝取り立て屋
  №3 ヘンテコオーナー
  №4 ビジネス下手
  №5 散財する妻と節約する夫



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