惨めで苦しい夏~要らなかった運転免許

 私が住んでいるマンションには駐車場が無い。
 建物の壁面に沿って細長い狭い駐輪場があるだけだ。
 阪急電車の駅前でJRも近い…。
 そういう立地なので自転車すら持ってなくても不自由しない。
 両親が離婚し、兵庫県から引っ越してくる時に自転車は手放した。


 最初から車を購入するつもりは無かった。

 日常、車を使用する気で取得した訳じゃない。
 二人ともそれは知ってるはず。
 
 免許だけあっても仕方ない。

 免許は要らなかった。
 でも絆があると信じて動いた。
 そう思い込んだ。
 エネルギーと時間、費用をかけた分、強い結び付きや信頼関係があると思い込んでしまった。
          親切心という名の横暴~傷と損失より

 私は両親が離婚した事は話していた。
 母と二人暮らしなのは知っている。
 それに井上も丹羽も私のマンションを訪れた事がある。
 阪急もJRも徒歩すぐで、本当に便利な場所に住んでるって知ってた。
 知っててこれだ。
          見下すのは平和な家の子より



 免許を取ったのが失敗だと悟った。

 自分にとって要らないものを取り込んでしまったんだと思った。

 夢や希望を持ったのが間違いだった。


  

 他の友達をあたるにしても、免許を持ってる人なんていない。
 元々、アウトドアレジャーが趣味の友達はいなかった。

 それに急過ぎて。
 夏の旅行に誘っだけど、戸惑ってた。
 付き合ってはくれたけど、ツアー申込は行ける場所が限られ、結局近場で間に合わせるしかなかった。
 特に行きたい場所でもなかった。
 でもそこにするしかなかった。

 惨めで苦しい夏…。


 ギリギリまで騙され続けた感覚が消える事なく残っている。
          無責任女が夢を砕く~生育環境の落差より



約束を守らない友達~井上理恵と丹羽登紀子
  約束を守らない友達~不実と気まぐれ
  無責任女が夢を砕く~生育環境の落差
  見下すのは平和な家の子
  親切心という名の横暴~傷と損失

  甘え慣れた子と無理して合わせる子
  迷惑なおねだり女~欲しがる癖は罪
  あれも嘘これも嘘~言葉が通じない友達
  嫌がらせとチープなお土産~消えない傷



 家だけが他の親戚とは違った。

 陰鬱だった子供時代を払拭できるような気がした。
  
 プライベートな空間で水入らずのドライブ

 それは子供時代の私にとって夢のような世界だったのだ。
         肩身の狭いドライブ~善良な人の残酷参照
         (尼崎の異常な家庭№12)

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