「ラヴソング」最終回 感想

 真美が迎えに行くと、手紙が残されていた。
 空一が電話すると繋がらない。
 「夜逃げみたいだね。」
 『いつもありがとう。私には応えられそうにないよ。』
 「結婚式の時には出て行くって決めてたみたい。」と真美。

 神代にさくらの気持ちを知ってたんでしょと詰め寄る。
 「さくら失恋さえさせてもらえなかったんだよ。」

 神代への好きだと言う気持ちを『断ち切れてなかった。
 すごく苦しい。』と手紙に書かれていた。

 ライブハウスを訪れ「さくらに会ってきました。」と真美。
 
 「逃げたと思ってたけど、前に進もうとしてた。」
 「先生の曲聴くの楽しみにしてます。」とさくらの伝言を伝える。
 住所は知ってるけど教えられないと。

 さくらは音楽をやってるのかと神代は尋ねる。
 「整備士の仕事始めてました。」

 酔った神代が夏希の部屋へやって来る。
 「傷つくって分かってて、それでも音楽一緒にやろうって言った。
 佐野さんの歌声必要だった。
 夢の続き見ちゃってんのか、俺は。
 でも違ってた。
 佐野さんがいたから。」

 「こう兄はさくらに恋してたんだ。」と夏希。

 2年後

 シェリルのレコーディングをしている神代。

 『好きよ好きよ好きよ』をカバーしたいとシェリルは言い出す。

 「連絡先分かったら、オレが行ってもいいですか?」と神代。

 バスに乗っている神代。
 自動車整備工場にやって来る。
 「佐野さくらさん、いらっしゃいますか?」と整備士に尋ねる。
 夏休みを取っていると返事が。
 
 バスに乗っているとさくらを見かける。
 降りて追いかける。
 弦巻に電話しながらさくらを探す神代。
 
 路上ライブをしているさくらがいた。
 空一も側にいた。

 「佐野さんのカバーの話、あれ、無しだ。
 佐野さんな、まだ歌ってんだよ。
 引退なんかしてない。
 まだ現役なんだ。」
 
 そんな最終回でした!!


 それが恋とは気づかないおじさんの淡い恋。
 遠くで見守る大人の恋…。

 さり気ないラストが良かったです。(*^^*)


 福山雅治がこんな役を演じ切るとは意外でした。
 くたびれた感、余裕がある、いろんな表現ができそうだけど。
 何かを卒業したようにも見え。
 菅田将暉にヒロインの相手を譲って、自分はそっと遠くから見ている。
 出しゃばらず、ただ相手の幸せを願う役…。


 吃音を治すための神代との出会いから、歌う事へと目覚め、恋愛感情を持ち片思いに悩む。
 そんなヒロインの生き生きした姿が魅力的でした。

 しかし途中でストーリーが迷走し始めたかのように、ヒロインまさかのガン。手術しなければ命に関わり、更に手術で声を失うかもしれない、など不安をあおる展開に!!

 何だこれは!?
 …と思いましたが。
 最終回の冒頭で、結婚式のスピーチ場面は、風の気持ちよさそうなガーデンウエディング。
 さすがオシャレなフジテレビ。
 雨が降り出しすぐに終了。
 手術に至る場面も短くサラッと流し。
 (神代が病室で歌うシーンは良かった。)
 あれだけ不安を煽ってたけど、声帯は大丈夫って事になり。
 展開、スピーディー。^^;
 さくらは回復しますが皆の前から姿を消します。

 神代に寄りかからず、自分の道を歩き出したさくら。

 描きたかったのはこういう事なのかと。 



 さくらと神代では人生経験が、その尺が違い過ぎ、一緒にいると神代はさくらの成長を待たなければいけない。
 親と子。
 それ程差のある二人。

 さくらには育った環境の同じ空一が合う。
 無理せずにやって行ける相手を選ぼう。
 二人で助け合って生きるのがベストだと。

 さくらや神代のサクセスストーリーなどではなく。
 神代の作曲家としての活躍にもウエイトを置かず。
 名も無い一人のシンガーに心を持っていかれた、ひとりのおじさんの姿が描かれました。
 彼女の世界を邪魔せず、静かに見ている…。
 地に足の着いた、淡々とした恋物語でした。


 ひそやかな愛の物語でした。

 
 こんな綺麗なラストになるとは…。



 さすがに月9。

 月9のプライドでしょうか。

 余分なものをそぎ落とした潔さが素敵でした。

 

あらすじ 公式サイトより
神代広平(福山雅治)に、佐野さくら(藤原さくら)が言いたかったこと…。

さくらの手術を知った中村真美(夏帆)は野村健太(駿河太郎)との結婚式を前倒し。披露宴で、さくらに頼んでいたスピーチをしてもらうためだ。万が一、手術でさくらが声を失ってしまったら、その願いは叶わなくなる。そのスピーチ前に、さくらは神代に今まで言えなかったことを伝えようとした。しかし、天野空一(菅田将暉)がスピーチの時間だと迎えに来てしまう。


手術が翌日と迫った時、神代は増村泰造(田中哲司)から相談される。さくらが手術の同意書へのサインを拒絶しているのだ。神代は、さくらの病室へ。さくらはまだサインしておらず、真美や空一、神代の言葉にも反応しない状態だ。神代は、みんなにさくらと2人きりにして欲しいと頼む。出て行きかけた空一は、神代を廊下に呼んで、さくらの心が落ち着くまで手術を延期できないかと問う。だが、神代は延ばせば延ばすほど、さくらが声を失ってしまう可能性が高くなると指摘した。


病室に戻った神代は、さくらが持って来ていたギターを奏で始める。初めて、さくらの歌を聴いた時の曲だ。ギターとともに歌う神代。すると、さくらに表情が戻って来る。ついには、もう一度歌いたいと泣きじゃくるさくら。神代は、歌うためにも手術をしようとさくらに伝えた。

さくらは手術を受けることに。果たして、さくらの声は…。再び神代と歌うことが出来るのだろうか?


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