ヤクザな女と無責任女~共働き家庭の弊害

 丹羽登紀子は生活必需品含め、ほとんど全てが親がかり。教習所の費用もそう。高額な電子オルガンの購入、毎月のレッスン料、楽譜代まで何もかも親の援助。それが当たり前で過ごしてきた。
 だから何も感じてない。 
 損をさせた、無駄にさせたって感覚はない。
 私の仮免の時期に気が変わって、自分だけ望んでいた形で旅行して平気でいられる。


 仕事を始めて間もない頃、丹羽と近所のスーパーでバッタリ出会った事がある。
 丹羽は車で食料品の買い出しに来ていた。
 それでお茶するため、2階の店に入る。
 以前、そこでバイトしていたそうだ。

 丹羽は仕事にそれほど夢がなさそうだった。
 結婚したがっていた。

 恋愛話をしていたと思うが「中絶した事ある。」と話し出す。

 車の中で避妊具も付けないで行為に及んだそうだ。
 「アッ!」と相手の男が声を出し、うっかり出してしまった瞬間が分かったようだけど。
 ずい分荒っぽいやり方だ。
 コンドームを用意しない相手。マナーが悪い。

 家事手伝いは暇を持て余す。
 電子オルガンの先生になってからもそれは大して変わらない。
 午前中は空いてるし。

 丹羽は私より仕事日数は少なく、一日の生徒の数も少なかった。
 (丹羽はバイクで通っていた。)

 午前中は空いていて暇を持て余す。

 いろんな事に意欲がない様子だった。

 若さが無かった。
 冷めた大人に見えた。
 自分が習うレッスンにも身が入らないようだった。
 よく休んでいて、やる気がなさそうだった。

 友達としてはこれまで周囲にはいないタイプだった。

 でっぷり太った体型からか、タバコを吸う時の表情のせいか。
 ふんぞり返ってる。太々しい、そんな風に見えた。
 後々その印象が間違いでないと、分かる日が来る…。

            嫌がらせとチープなお土産~消えない傷より


 仕事がきっかけで知り合ったから、趣味や嗜好が違う相手だ。

 それでも合わせなければいけない。
 そんな義務感に縛られていた。
 丹羽もそうだと思う。
 でも私ほど我慢強くはない。
 丹羽は私より、豊かでわがままが許される環境に育った

            迷惑なおねだり女~欲しがる癖は罪より


 口約束だけで消えてしまった夢のようなレンタカー旅行。
 井上理恵はホントに口先だけ。
 本人は、ただ冬の間中スキー旅行を楽しんだだけだし。
 家族を盾約束破りも裏切りも済ませてしまう。
 自分は何の努力もしない。
 
 二人とも家族というバックボーン、経済力を持った家族込でしか私と関わろうとしない。
 親の車を貸してやればいいだろう。それで気が済むだろう。
 そんな安易な発想だ。
 彼女たちにとっては痛くもかゆくもない。


 私一人が無駄に動き、話が違う方向へ逸れて行った。
 元々の計画は完全に無効になり、経済的損失だけを被った。



 やってられない。

            親切心という名の横暴~傷と損失より

 彼女たちが育ったのは、働き手が得た収入を家族のために使う、それが当たり前の家。
 彼女たちの暮らしてきた環境が普通なのかもしれない。
 だけどあまりに甘く、何もかもが通用し過ぎる。

            見下すのは平和な家の子より


 自分が言った事に責任持たずに、最後は家族のせいにする。
 お金を出さない家族が悪いかのような言い訳。
 井上理恵個人との約束のはずが、最後は井上の家族全体と向き合わされてる様な嫌な気分にさせられた。
 どんなに時間がたってもこれに納得できない。


 井上はズルズルと問題を先延ばしにするだけだった。
 言ってる事とやってる事が全く違った。

 蓋を開けてみたら全部が実行されてない。
            無責任女が夢を砕く~生育環境の落差より


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