絵空事の薄気味悪さ

 振り込め詐欺にあう人の気持ちが何となく分かる。そんな嘘寒い何かを感じながら、待ってられない。得体の知れないHさんのメールを待てない。
 じっとしていられない心境になった。

 金曜の夜Aさんに連絡を入れる。

 明日、土曜にミーティングで会えるかどうか尋ねた。

 Aさんに会う事は出来たが、話せる時間はわずかで全体のほんの一部を話せたという程度だった。

 私とHさんは直接メールのやり取りをするのを止めて、Aさんに任せる事になった。

 私はSさんに連絡を入れて、それぞれが話を伝え、私とAさんが最後に連絡をする。
 それで合理的に行けるだろう形になった。

 Sさんとランチの日程を決めるためにミーティングで顔を合わせた。

 しかし互いに空いている日が7月末だった。
 梅雨開け。真夏だ…。
 炎天下に昼ごはんに出かけるのはあまりにも…。

 簡単に予測できるが、人数が増えれば増えるほど、日程調整は難しくなる。
 スケジュールを合わせるのが困難になるのだ。



 結局、自分の判断で保留にしてもらった。

 行けなくはないが、涼しい秋や季節のいい時期にすればいい。
 真夏を選んで出かける事自体、可笑しい。変だ。

 そう思うと気が引けた。





 想像した通り、その後もメールのやり取りでトラブル発生。

 無駄な言語の洪水だ。
 予想はつく。
 現実感の無い対話は人を不安にさせる。

 Hさんにとってメールの文面は絵空事、非現実の世界なのだ。
 遊びだ。そこで縦横無尽に飛び回る感じだ。
 それに慣れていない私たちは地に足のつかない不安を感じる、
 得体の知れない薄気味悪さを感じる。
 会話よりメールは理性をより使うのではないだろうか。
 発散ではなく集中するから…。


 以降、再び保留。

 その先はまだ分からない。


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