子供の頃から職業訓練~見失ったもの

 習い事は情操教育ではなく、技能訓練だった。将来、収入を得るための職業訓練。「月謝が高い。」「こんな高いお金を払って。」「趣味で習わせてない。」勝手に押し付けておいて。まだ小さかった私に金の文句を言い続けた。

  *   *   *   *   *   *   *

 仲間からカラオケに誘われたけど、2人きりだと緊張するし相手が男子だったので返事はせずに保留状態に。
 私は友達同士でもカラオケに行った事が無い。
 興味が無いからなんだね。歌う事に。
 たぶん…。

 そんな事、今更ながら気が付いたというのも変だけど。
 友達とは映画を観に行ったりした。
 家へ遊びに行ってレンタルビデオを見て楽しんだ。
 そう、私は歌う事に特に興味は無い。

 中学の時、コーラス部に入っていたのが人生最大の汚点。
 オゲッてなるような嫌な思い出。
 大失敗だ。
 ああいうジャンルの曲も好きじゃない。
 私はヒットソングやポップスを聴いている。
 自分というものを失くした、自分を見失った子供時代…。

 まるでサーカス小屋の動物だ。
 芸をしないと生きて行けない。
 ピアノは情操教育ではなく、技能訓練だった。
 将来、収入を得るための職業訓練だ。
 
 母親は音楽に興味は無かった。
 父親の親族(従姉)がピアノを習っていたから対抗意識を持って私に習わせた。
 競うため、それだけの愚かな理由。

 将来見返りの無いものには1円も出すのを惜しんだ。

 そして「月謝が高い。」
 「こんな高いお金を払って。」
 「趣味で習わせてない。」
 「座ってるだけで人に教えて楽に稼げる。」

 まだ子供の私に金の文句を繰り返しダレ流した。


 成人してオルガンを教え始めたら、周囲には自慢げに吹聴して歩いてたようだけど。

 「ボーナスも退職金も無い。」と言う。

 この時限りは親でも心底呆れた。
 自分が押し付けておいて。
 勝手に決めてピアノを購入して、従姉と比べ倒して。
 従姉が結婚もせずにいるともう比べなくなった。
 
 何を基準に子育てしてたのか。
 強欲と虚栄心。競争心。父親の親族と張り合うための代理。

 心を育むというスタンスとは真逆だ。



 №7 父はギャンブル依存症

 №9 一生分のストレス
 №10 他人より遠い親

 アンバランスな家
 同級生が抜け出す街で~ギャンブル依存症の家族

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