「教育」という名の「虐待」~引きこもるのは自尊感情が低いから

 5月以降、関東の方で事件がいろいろ起き、また数年前の事件の裁判などが報道された。
 ニュースの数々に考えさせられた。
 自分とは何の関係もない人たちの出来事ではあるけど。
 加害者や被害者の人たちが自分とそんなに違わないんだろうと思った。
 自尊感情が低い。
 物心ついた時から、15歳になるまで人格否定されて育ったんだと、そういうのは分かった。

 「教育虐待」というワードをニュース報道で初めて知った。
 私は今まで母の事を「教育熱心な人」と表現していた。
 そこに様々なエピソードを加えて説明していた気がする。

 「教育虐待」凄い言葉だ。
 4文字熟語。たったこれだけなのに。
 全てをシンプルに的確に表現していて。
 もう何も説明しなくていい。
 この言葉だけで伝えられる気がした。


 母親の暴言だけでも充分に有害だった。
 それは田房永子さん(毒親に育てられた漫画家さん)のコミックを読んでハッキリした事だ。
 有害なのにそうとは気が付かずにやり過ごしてきた。

 それだけ父親も異常だったという事だが…。

 子供心にも父親の普段の様子は「変」に感じられた。
 洗面所で独り言を言っていた。
 親子らしい対話、温もりのある会話は無かった。
 子供を育み慈しむという環境ではなかった。
 競艇場でお金を無駄に使う「悪い人」でしかなかった。
 
 なので強欲で虚栄心の強い母親の言動を、正しいものだと受け止めた。

 買い物に行っては既製服をけなす。
 同級生の母親をけなす。
 映画館でお金がもったいないとけなす。
 けなす、なじる、見下す。
 日常的に、または。
 子供が楽しみにしていた日常から離れた時間や空間で。

 母親の憎しみ、恨み、怨念、そういう悪感情を子供の私は全部受け止めた。
 受け取って心の中に大切にしまい込んでいたのだ。
 反発する事など考えられなかった。
 心には憤怒が満ちている。
 人や社会への不信。
 それが私の心の状態だ。傷だらけでもあるし。少しの刺激に過敏に反応して怒る。
 それで「怒りっぽい」とまた母や親せきから注意を受ける。
 悪循環の繰り返しだ。

 母は父親の親族に対抗意識を燃やして習い事を真似た。
 幼少期の私の意志はどこにもない。
 勝手に押し付け月謝が高いと小学低学年の私に文句をぶつけた。
 不平不満を私に吐き出した。
 そして従姉と比べ続けた。

 他者と比べるのは、人格否定の最たるものだ。

 15歳で出来上がる神経細胞。
 大脳辺縁系の不調だ。
 一度出来上がったものは自分の意識で変えられない。
 だから厄介なのだ。


 教育熱心などというポジティブなものではない。
 子供の心を慈しみ、育むという健全なものではない。情操教育ではない。
 子供の人格を否定し、人格を破壊する病的なものだ。
 「教育」という名の「虐待」だ。

 「教育虐待」という4文字のワード。
 何よりシンプルでそのままという感じだ。

尼崎の異常な家庭 
 №1 折れた乳歯

 №7 父はギャンブル依存症
 №8 周囲と協調しない母
 №9 一生分のストレス
 №10 他人より遠い親

 №13 偉そうな伯母
 №14 要らない物があふれた家

 アンバランスな家

 同級生が抜け出す街で~ギャンブル依存症の家族

 大脳辺縁系の問題~異常な家庭に育った弊害

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