「それでも、生きてゆく」第2話感想

 深見洋貴(瑛太)は双葉(満島ひかり)から三崎文哉(風間俊介)の妹だと聞かされる。

 双葉は事件後、文哉に会ってないし居場所も知らない。

 本気で兄を殺す気でいる洋貴。
 車で走り去ろうとする彼に携帯の番号を書いたメモを渡す。

 父、深見達彦(柄本明)の葬儀の後、洋貴は弟、耕平(田中圭)が養子に入った家に誘われる。
 母、響子(大竹しのぶ)もそこで一緒に暮らしている。

 双葉の家族は引っ越すが、そこで小学生の女の子が行方不明になっている事件が起こっていた。


 双葉の携帯に連絡が入る。

 彼女は湖畔の釣り船屋にやって来る。
 そして二人は行方不明の女の子を捜しに三日月湖へ…。



 15年前の事件直後の加害者の三崎家の様子が描かれ、その当時の双葉の状況や気持ちが語られる。

 感情を抑えきれずに洋貴は双葉の首を締めようとする。
 思いとどまって一人店に戻る。
 雨の振る山の中一面に花の咲く場所へたどり着く双葉。


 行方不明の女の子は事件ではなく無事保護された。
 双葉を迎えに行き、そして駅前で別れるつもりが洋貴は近くの祭りを見に行こうと誘う。



 第2話はより詳しい当時の状況や互いの家族の心情などが断片的に描かれたり、語られたりする。

 台詞が多い。
 まるで難しい舞台劇を見ているような感じがした。
 「戯曲」の映像化のような。

 過ぎ去った時の彼らの気持ちが語られる。
 それは誰にも聞いてもらえなかった心情なのだと思う。
 誰にも話せなかった、というのが正しいのか。


 物事の進展というよりはモノローグの積み重ね。
 彼らの精神世界を描いている。

 あの時、ああだった、こう思った、こう感じた。
 感情と感覚と観念と…。

 対立する二つの家族の精神面の世界なので、どのようにロケをしていて、撮影が外で自然に囲まれた場所であっても、室内劇を見ているような感覚になってくる。

 台詞だらけの心理劇。
 そこに第3者は登場しない。
 他人や他者の入ってくる余地がない。
 「加害者」と「被害者」だけの世界。


 この息詰まるような状況が、淡々とつづられていく物語なんだろう。
 事件は起きたのだが、事件物ではなくて動機の解明や真相にそれほどスポットライトは当たらないかもしれない。

 対立しているはずなのに不思議と共感もする二人。
 「加害者」と「被害者」にしか分からない気持ち。


 たぶん毎回の見所は瑛太と満島ひかりの火花が散るような、または息詰まるような演技合戦なのだと思う。

 それなりに進展はあるのだろうが、心理戦が激しくなりそうな…。


















 瑛太は「ボクの演技上手いだろ?」と見せつけ
 満島ひかりは「私の方が上手いに決まってる。」とあしらう。
 そこへ大竹しのぶが参戦してくる。
 「一番演技が上手いのは私でしょ。」と上から目線で言う。

 …超怖っ! 

 キャスト
 深見洋貴         (瑛太)
 遠山(三崎)双葉     (満島ひかり)
 三崎文哉         (風間俊介)   
 深見達彦         (柄本明)
 日垣(深見)耕平     (田中圭)
 野本(深見)響子     (大竹しのぶ)
 遠山(三崎)隆美     (風吹ジュン)
 三崎駿輔         (時任三郎)

 (事件があって離婚して女性は旧姓に戻り、
 男の子は婿養子になって苗字が変わり…ややこしっ!
 最初、役名、苗字の数の多さを見ただけで引いてしまい、
 感想ブログ打ち込むの止めようかと思った。^^;)

 第1話

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