テーマ:家庭

二枚舌~言葉の重さを知らない女

 私は井上がどんな性格なのか見極める事ができなかった。  「おねだり」に便乗し、「軽口」に同調し流されてしまう。  (その場の空気に合わせたい気持ちが強く。)  その結果、身の丈に合わない自動車運転免許の取得に奔走する。  仮免の時期、丹羽は不穏な態度を見せ始める。  気が変わったのだ。  井上は会えば必ず『夏の旅行だけ…
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見下すのは平和な家の子~生育環境の落差

 丹羽登紀子のお父さんは普通の会社員で、お母さんは看護師だと言っていた。  共働き家庭だ。  そして兄と弟がいる。  お兄さんはすでに社会人で働いている。  働き手が複数いるから、その家の女の子は家事手伝いをする。  時には家族を駅へ送り迎えをし、家事をしていれば誰にも文句を言われない。  自分で得た収入で大きな買い物を…
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約束を守らない友達~消えた北海道旅行

 知り合って5か月で1年後の約束をしたのが間違いだった。  まさか貯金ができない人だなんて夢にも思わない。  夏の発表会が終わり「旅行に行きたい。」と言い出したのは井上理恵だった。  能登半島へ井上と丹羽登紀子と3人で2泊3日の旅をした。  夏の急な旅。  その後、ゆっくり計画を立て、もっと大きな旅行をしたいという気持ちになっ…
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親戚への見栄~肝心なものがない家

 母は仕立ての仕事で忙殺される毎日だった。  家に居たが、仕事中は没頭し、私を相手にしなかった。  家にはいたが、会話することも教わることも何もなかった。  静かに黙って邪魔をしないこと。  それが母にとって扱いやすい良い子だった。  私の育った家は母の作業する空間だった。  そこで育ち大きくなった。 …
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一生分のストレス~要求し続ける親

 学歴のない母だがプライドは高く、肩書きを気にする人だった。  ある時、何かの時間で先生が、家で仕事をしているという意味の「内職をしているお母さんがいる家の人は手を挙げて。」と質問した。私も他の生徒に混じって手を挙げた。  家に帰ってそれを母に話すと、「内職」ではないと怒った。  仕立ての仕事は技術のいる専門職で、誰でもで…
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クラスの変な子

 自分が仕立てた手作りの服を、いつも私に着せていた。  普段着から、ピアノの発表会の服にいたるまで全て手作りだった。  既製服を「仕立てが悪い。」とけなし、一切買うことはなかった。  もちろん自分自身の洋服も全て自分で仕立て、着用していた。  自分の作る服が世界で一番、そういう認識があったように思う。  仕立てのオーダーの…
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事務的な情操教育

 大切なのは見返りがあるかないか。  見返りのないものには目もくれない。  この保護者の行動パターンには、客観性の様なものはない。  自分が金がもったいないと感じたら、出さない。  レッスンに関わる細かい雑費もそうだし、楽譜に対してもそう。  同じレベルのものなら一冊あれば充分だと思っている。  この母親にとって楽譜は無…
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痛い保護者

「危ない思考回路」   最初自分が決めた事にこだわり続けるように、同じパターンで、時代の変化にも対応できてない母親。  子供の高学歴、高収入にこだわり過ぎて、情緒や情操は置き去り。  物欲に煽られて品性を失ってしまった。  普遍的で大切なものを逆に失ってしまった。  子供は嘘をつくのが習慣になり、父親が苦労して稼いだお金を生か…
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子供に刷り込まれる悪意~母親は女王様

 楽譜代を支払う時、「聞いてないって。」と生徒は言う。「私の了解を事前に取らないで、勝手に楽譜を買わないで下さい。」そういう意味のことを保護者が言ったのだ。  既に一ヶ月以上前から新しい楽譜が必要になり、レッスンの時、生徒とそういう会話もやりとりもしている。  私が買いに行くことを生徒は充分承知している。  だから家でそういう話を…
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音楽教室の奇妙な日々

禁じられた学び Ⅱ  中学生のとき 坊やのクラブは水泳だった  「部活が盛んなのは夏場が中心  他の季節はトレーニングはあってもそんなに練習に時間をとられない」  ママから確かそんな風に聞いた記憶がある  だからママの指針だよね  勉強やレッスンにそれほど支障なく  しかも体も鍛えられるし いいじゃない  高…
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日常化した嘘 他

 この人は「言えない子。」ではなく、「わざと言わない大人。」になっていた。  たぶん高校生のあたりからそういう変貌を見せ初めて、大学入学を機に更に状況は悪化していったんだろうね。  報告する必要がある大切な連絡事項も、自分の不利益になれば隠す。  そのために嘘をつき、目先の利益や打算を優先させるようになった。  子供の頃と違…
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切り捨てられた情感

 平気で嘘をつくし、借りた物も返さない。  この情緒の欠落はお母さんの教育の賜物だね。  情操教育のつもりで音楽教室に通わせても、日々の暮らしの中で情緒を育てなかったら何もならない。  ただ荒っぽいだけの演奏とダイナミックな演奏は全く違う。  こちらがアドバイスしても、受け取るアンテナが無かったらどうにもならない。 …
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調子を合わせる怖さ

 君が同調してきたのは、包容力も慈愛も欠落した殺伐とした世界観だよ。  その恐ろしさを君は解ってないね。  君の母親は実体を見ないで、自分の理想に子供を近づけるよう行動してきた。  たぶん受験する大学選びもそれと同じパターンだよ。  地に足が着いていない。  音楽教室では優秀な子が選択する特別ハイレベルなコースを受講させた…
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戦慄の正体

 現金に関わる事で難癖つけてきたのは、やっぱり家計に響いたからだよね。  現金が必要になった場面で見せたもの、それらは単に「支出をこれ以上増やしたくないのに。」という不平不満の顔。  プライドが高いから、下手に出るって事ができなかったんだよ。  それで威嚇する方向に行ってしまう。  厳格な人だと思ってたけど、実はそういう…
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荒んだ心

 君は平気で嘘のつける嫌な大人になった。元々小さい時から母親に日常的に小さな嘘をついてきたようだね。  教室のレッスンに行きたくないから。  練習をさぼりたいから。     ほんの小さな嘘。  母親はそれに対応するのにいちいち傷ついていられない。  将来の目標に向かって先へ進むだけ。  やがて感覚は麻痺してくる。  自分…
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