「全開ガール」第4話感想

 鮎川若葉(新垣結衣)は、アパートの近くまで車で乗りつけた新堂響一(平山浩行)に呼び出され会いに行く。
 彼は大きな花束を抱え、若葉に交際を申し込む。
 そんな二人を目撃する山田草太(錦戸亮)。
 慌てた彼は自転車をぶつけタッパーを落とし、料理は地面に散乱。

 若葉は新堂の申し込みを受け入れるが、お試し期間を設ける。


 給料が入った若葉は汐田そよ子(蓮佛美沙子)に付き合ってもらい、スタイリストを頼み洋服を購入。
 その格好を見た桜川昇子(薬師丸ひろ子)は、「男ができたの?」とズケズケ聞く。新堂の計らいで大手商社の特許侵害訴訟を担当する事になった若葉。




 新堂と高級フレンチレストランでデートの若葉。
 前菜の美味しさにシェフに声をかける事にする。
 現れたのは草太だった…。 
 仕事で席を外す若葉のために草太は料理を詰めて差し出す。
 
 大量の資料と格闘しながら空腹に気づき、草太に手渡された紙袋に目が行く若葉。
 そして一口食べて「ウマい。」







 第4話は子供を理由に自分の夢をあきらめて努力する事を忘れてしまった草太の不甲斐無さを、ガンガン攻め立てる若葉の姿が描かれました。

 こういうのを叱咤激励というのでしょうか?

 人は生きていく上で時として厳しいアドバイスも必要ではあります。
 しかし言い過ぎ、やり過ぎ。

 自分でもそれは分かってて、ビー太郎がいなくなった時は、真剣に探します。

 ビー太郎は草太が夢をあきらめたのは自分のせいとか、そんな事を気にしていたわけではなく、「ダンゴ虫。」と言われてる事に反論したくて虫を探していたのです。

 ダンゴ虫は役に立つ虫。
 ビー太郎が見つかって、ル・佐藤に皆が集合。
 「この世の中に役に立たない生き物なんていない。」
 園長先生もそう言います。




 最後は「空気読め!」

 林佐間男(荒川良々)が若葉に向かって小声で制止します。

 可笑しかった。w
 ホント、空気読めない。
 その場に水をさしてシラけさせて、最低ですね。

 彼女は最高ランクの生活を目指しているから、彼らの生き方が気に食わなくて仕方ない。
 けれど理屈とは裏腹に新堂と関わるより、草太の方を選んでる。

 草太はドラマ冒頭で手作りの惣菜を落として無駄にしてしまったけど、後でワンランク上の料理を手渡す事になります。
 お腹が空いてる時に極上フレンチのお惣菜は効く!?
 やっぱり食を満たしてくれるものに人は弱いと思う。
 「食べる事」を抜きに生活は成り立たない。
 忙しい彼女に食事を作って提供してくれる草太は理想の相手。
 収入はそこそこあればいいんじゃないでしょうか?



 そう思いますが…。



 

 「恋患い」が「恋災い」にすり変わるかァ。^^;


 新垣結衣は車のCMの方が自然体に見えてずっといいよ。

 個人的にはチョコレートのCM、あれめっちゃ綺麗と思う。





 イクメントリオは視聴者代表の役割してますよね。
 草太は名前に「草」という漢字が使われてる通り、草食系で自分の気持ちを言わないし、遠慮ばかりしていてハッキリしない。子供を抱えた立場で身動きが取れないとはいえ、それだと「母親」の立場ですよね。自分のしたい事を我慢して、言いたい事も言わずに我慢して、子供を最優先に暮らす母親としての生き方。
 動きがないとつまらないから、代わりにイクメントリオが配置され、言いたい放題の若葉に対抗する役割をする。

 言葉にはしないけど草太の愛情表現は料理を作って食べさせてあげる事なんですよね。
 この回で一番それがよく出ていました。

 普通新堂が食事の途中で席を外す彼女のために配慮して、支配人か料理長に頼んでこっそり持ち帰れるように包んでもらいますよね。
 あの場面ではその方が自然ですよね。
 草太は厨房に戻って仕事を続行してたら、ホールのテーブル席の様子まで注意がいかないはず。
 なのにそうはならない。
 
 彼女が満腹になってない、「足りてない。」と新堂は言ってるのに何もしない。させてもらえない。
 ヒロインが困った時、助けが要る時、現れるのは王子様です。
 ヒロインに一番必要な物を届ける王子様の役割を果たすのは草太。
 草太がこのドラマのヒロインの本命だから。
 新堂はヒロインの恋の本命ではないから状況だけ作るのに利用され、この後出番はほとんどありません。

  
 登場人物に公平でないのは仕方ないのか…。  

 

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